家で食べるので、箱詰めのものではなく袋で3kg入りを作っていただきました。
見た目は小玉でも大玉すぎるでもなく、普通(よりちょっと大きいかな?くらい)の豊水サイズ。限りなく完熟に近い頃にもぐというだけあって、色もかなり赤く色づいてます。
早速冷蔵庫で冷やして、食後のデザートに!
皮を剥くとき、刃当たりは柔らか。
断面を見ても芯のあたりまで全体的に水分が豊富そうで、透き通っている感じがあります。幸水みたいな感じなのかな?
芯をあえて口にしてみましたが、おおー!全く酸味は無し!
確かに甘ーい!!
歯ざわりはシャクシャクと心地よく、けれど新高などのようにざらざらと口に残る固い肉質感はなく、どちらかと言えば幸水に近い印象です。
甘さとコクは大玉の豊水の外側だけを口にしているようで、食べた後に巨峰のような風味が口一杯に広がりました。(丁度福島の巨峰を頂いていたあとだったんで、特にその風味を彷彿とさせたんです。)
今年の豊水はすごく出来が良いみたいで、丸勘梨園さんも『今年は秋月に負けないくらい豊水が甘いからなぁ。どうかな?』とはおっしゃっていたんですが、豊水とはちょっと方向性の違う美味しさでした。
豊水や新高の出始めのこの9月中旬〜下旬時期、この秋月は幸水的なポジションにいられること間違いなし!
しかも真夏のときにじわーっとくる、幸水のはちみつのような甘さとはまた違う、喉に残らない爽やかさが秋の陽気にもぴったりで、何個でも食べられそう!
丸勘梨園さんにこの時期に伺うのは初めてでしたが、噂どおり今は多品種のオンパレード!白鳥っていう梨は洋ナシみたいだと聞いてましたが、見た目もほんとにそんな形で、頭の部分に赤みがさしてて!とても普通の梨には見えませんでした。
南水も試食をしたのですが、これは見た目が普通の梨なのに、味はまるで違う果物!それこそ洋ナシのような風味なんだけど、独特のつるっとしたぬめり感はなく食感が梨。
ゴロゴロとした大玉の新高も沢山並ぶし、まだまだ豊水はラストスパートしてましたし、この時期の直売所って、噂どおりやっぱり賑やかでした。
各品種ともシーズンは2週間ほどなので、気になる方はお早目に・・・。